みなさんオーディブル(Audible)というAmazonが提供しているナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスをご存知でしょうか?月額1500円の有料サービスになりますが、車での移動中やウォーキング中など『ながら聴き』が出来るので、隙間時間でちょっとした知識をインプットするのに便利で愛用しています。
今まではiPhoneのアプリを使いオーディブルを楽しんでいましたが、先日Apple Watchを手に入れて対応アプリをチェックしたらオーディブルが対応していました。実際に使ってみたら予想以上に便利だったので使い方を簡単に紹介していきます。
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目次
1:Audibleってどんなサービスなの?
先ほど書いたようにオーディブルはAmazonが提供している月額1500円の有料オーディオブックサービスになります。Amazonでは「紙の書籍」だけじゃなく「電子書籍(Kindle版)」も用意されている本もありますが、さらに一部の書籍には「Audible版」があるんですよね。
例えばドラマ化され人気だった「下町ロケット」のページを確認すると…
- Kindle版:554円
- Audible版:3,600円(Audible会員:1,500円)
- ハードカバー:1,200円
- 文庫:792円
Audible版は1500円と表示されていますが…定価は3,600円です。ここが分かりにくい部分なんですが、月額1,500円のAudible会員になると、どんな価格のオーディオブックでも毎月1冊ダウンロード出来るって事なんです。
Audible会員になると書籍と交換できる「コイン」が1枚付与されます。このコインを使えばどんな金額の書籍でもダウンロードして聴く事が可能です。ですからどの本も1500円と表示されているんですね。
Appleが提供している「ブック(Apple Books)」でもオーディオブックを購入可能ですが、こちらは定価でしか購入出来ないので毎月1冊はオーディオブックを読みたいと思っているなら「Audible」に登録するのがおすすめ。
ちなみにAppleのブックストアで販売されているオーディオブックもAmazonと同じ「Audible」で朗読者も内容も同じです。でも価格は微妙に違うし…オーディオブックユーザーとしては分かりにくいです(笑)
2:Apple Watchでオーディブルを聴いてみよう
それでは実際にApple Watchでオーディブルを聴く方法を簡単に説明します。まずは「WebのAmazonもしくはAudible専用サイトからオーディオブックをダウンロード」します。iPhoneのアプリから直接オーディオブックを購入出来ないので注意してください。
また先ほど書いたように毎月もらえるコインを使えば一冊は無料でダウンロードする事が可能です。さらに会員になるとオーディオブックを通常価格の30%オフで購入する事が出来ます。
オーディオブックを購入するとアプリ内にタイトルが表示されるのでiPhoneにダウンロードしましょう。次にApple Watchに転送したいオーディオブックを選び「Apple Watchと同期する」をタップします。
オーディオブックをApple Watchに転送する時は、Apple Watch本体を充電状態にする必要があります。また転送には少し時間がかかりますがしばらく待ちましょう。(アプリが不安定で失敗する事もありますが何度か試すと成功するはずです)
転送が終わったらアプリで再生
Apple Watchにオーディオブックが転送されれば、スマホを使わずApple Watchだけでオーディオブックを再生する事が出来ます。スマホを持たずウォーキングしながら本を聴く。これが最高なんですよ。という事でApple WatchアプリでAudibleを使うやり方を書いていきますね。
Apple Watch側のアプリでAudibleを開くと「iPhoneで」もしくは「時計で」から選ぶ事が出来ます。
今回はApple Watch本体に転送したオーディオブックを再生したいので「時計で」を選びます。次にオーディオを再生する場所を選択と表示されるのでいつも使っているイヤホンを選択しましょう。今回はAirPods Proを選びます。
次の画像がプレイヤーの操作画面です。
簡単な操作なので分かると思いますが…真ん中のボタンで再生と一時停止、左右の30と書かれたボタンで30秒のスキップです。
左下のアイコンをタップすると次のような表示に切り替わります。
本の表紙とオーディオブックのどのあたりを読んでいるのかが分かるスライダーが表示されます。残り時間や本のタイトルなども分かります。
下部にあるスピーカーアイコンは音量です。これは本体のデジタルクラウンを回す事で音量調整が出来ます。また「・・・」と描いてある右下のアイコンにですが、こちらをタップすると様々な設定が表示されます。
オーディオブックを効率よく再生するには「速度」を調整するのがおすすめです。特にビジネス系の書籍の場合はささっと情報をインプットしたいので「1.5倍速」で再生するのがおすすめ。
Audibleは様々なジャンルのオーディオブックが用意されていますが、小説系だとナレーションの好き嫌いが分かれる事があるので…自分はビジネス書を選ぶことが多いです。
3:Apple Watch版Audibleはウォーキングに便利
Apple WatchにAudibleアプリが入っているとiPhoneを持たずにウォーキングしながらオーディオブックを再生する事が出来ます。(※自分が使っているのはGPS版のApple Watchです)
スマホも財布も持たずApple Watchとイヤホンだけ。メールやLINEの通知も届かず、SNSに気を取られる事もなくシンプルに朗読を聴きながら歩くのが最高でした。常にスマホを持ち歩きいつでもネットに繋がる生活ばかりしていたので、この不便さが逆に新鮮でした。
4:Apple Watch版Audibleの注意点
今までiPhoneやiPadのアプリは大量に使ってきましたが…Apple Watchを手に入れてから対応アプリを調べてみると予想より数が少ないし、ダウンロードしても微妙に使いにくい部分があったり、安定性に欠けるアプリも多いんですよね。
Audibleのアプリも最初にインストールした時は起動に失敗して何回も落ちたり、オーディオブックの転送に失敗したり…不安定な部分もありましたが、もしダメだったらiPhoneもしくはApple Watchを再起動するといいかも。自分はどちらも再起動したら転送がうまくいきました。
まとめ
自分はもともとAudibleを愛用していましたが、Apple Watchのアプリがある事でさらに「本を聴く」事が増えそうな感じです。
電子書籍は読んだ事はあるけどオーディオブックは試した事がない。そんな方が多いと思いますが、移動時間が多くていつもスマホでゲームをしたりSNSを眺めて時間を無駄にしているな…なんて悩んでいる方がいたら、本を聞く事で隙間時間が勉強タイムに変わるので是非チェックしてくださいませ。
意外と本を読んでも頭に入らないって方でも音声として聴くとスッと頭に入ってくるかも。気になった方は公式サイトをチェックしてくださいませ。それじゃ!また!
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