SONY WF-1000XM5 レビュー:ノイキャンは予想以下だったけど音質や装着感は最高でした!

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WF-1000XM5 レビュー

少し前にSONYの音ロトキャンペーンで1等(16,000円キャッシュバック!)が当たりました。そして、迷いに迷って購入した「ウォークマン:NW-A306icon」と「WF-1000XM5icon」が届いたので、まずはWF-1000XM5のファーストインプレッションをまとめていきます。

目次

WF-1000XM5:ファーストインプレッション

WF-1000XM5 パッケージ

「WF-1000XM5」は、ソニーから発売された完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルになり、2023年9月1日に発売されました。すでに発売から2ヶ月ほど経過しているので、ネット上に多くのレビューがアップされていますが、実際に使った感想を正直に書いていきますね。

まず、パッケージですが環境に配慮した紙素材になっています。

WF-1000XM5 パッケージ

外側の紙をカットするタイプなので、パッケージを保管しておくときに不便ですね。

WF-1000XM5 開封

開封するとこんな感じです。充電ケースも紙で包まれていました。

WF-1000XM5 付属品

  • イヤホン本体
  • 充電ケース
  • イヤーピース SS / S / M / L
  • 充電ケーブル(USB-C to USB-A)
  • 説明書など

WF-1000XM5 イヤーピース

イヤーピースは4種類です。イヤホン本体にMサイズが装着されています。

WF-1000XM5 充電ケース

充電ケースは比較的コンパクト。マットな質感で手触りは良いです。

WF-1000XM5 充電ケース サイズ

手で持つとこんな感じ。小さくて軽くて持ち運びに便利なサイズ感です。

WF-1000XM5 充電ケース 開いた状態

写真だと分かりにくいけど、イヤホンの側面はツルッとした質感で、タッチ操作する部分はマットな質感です。

WF-1000XM5 イヤホン本体

イヤホンを取り出してみました。WF-1000XM5は、ノイズキャンセリング機能が魅力のイヤホンで、前モデルのWF-1000XM4と比較すると、さらに20%のノイズ低減を実現しているそうです。マイクの数も増えていますし、プロセッサーも進化しています。

ドライバーユニットは、前モデルの6mmから8.4mmにサイズアップされていますが、全体的な大きさは、WF-1000XM4より25%小さくなっています。

また、小さくなっているのにバッテリーの持ちは前モデルと同じです。これは嬉しいポイント。

WF-1000XM5のノイキャン機能と外音取り込み機能について

WF-1000XM5 ウォークマン

ここからは簡単に「WF-1000XM5」を使って音楽を聴いてみた感想をまとめていきます。まずノイズキャンセリング機能ですが、やり過ぎ感がなく自然な感じで周囲のノイズをカットしてくれます。

わが家には「Bose QuietComfort Earbuds II」や「AirPods Pro 2」がありますが、ノイキャンの効き具合を比べると…

  1. Bose QuietComfort Earbuds II
  2. AirPods Pro 2
  3. WF-1000XM5

こんな順番です。実際に使うと、最初はイマイチだと思いました。しかし、イヤーピースのサイズを変えて試してみたら、一気にノイキャンが効くようになりました。WF-1000XM5には4種類のイヤーピースが付属していますが、このサイズ感がシビアで、ジャストフィットしないとノイキャンの効果を感じにくいのかも。

とにかく、BOSEのように、耳が詰まった感じで全ての音を遮断するわけじゃなく、AirPods Proのように無理してノイズをカットしている感じでもなく、とにかく自然です。ですから、音楽に集中できるし、自分は好きな感じでした。

しかし、WF-1000XM5の外音取り込み機能は低評価です。全くもって自然じゃありません。ホワイトノイズも多いし、無理矢理マイクで拾ってる感が強いです。確かに周りの音は聞こえるようになりますが、音質も低下するし、AirPods Proのような感激はありませんでした。

WF-1000XM5の音質について

LDAC WF-1000XM5

WF-1000XM5とウォークマンの組み合わせは、マジで最高の音質でした。LDACコーデックでBluetooth接続する場合であれば、最大96kHz/24bitで再生可能ですし、解像度が半端なく高いです。

LDAC WF-1000XM5

たとえば、Amazonの音楽聴き放題サービス「Amazon Music Unlimited」を使って、Ultra HD音質を再生すると、アーティストの息づかいまで感じるほどの高音質で、正直びっくりしました。

さらに驚いたのは、基本的な音質があまりよくない「Spotify」を再生したときです。

WF-1000XM5 音質優先

AIが楽曲のタイプを解析し自動的に最適なアップスケーリングをする「DSEE Ultimate」という機能があり、これをオンにすると、Spotifyの音源ですら驚くほど高音質になります。

WF-1000XM5 同時接続

ちなみに、WF-1000XM5は2台の機器に同時接続できるマルチポイント機能に対応しています。iPhoneに接続した場合はLDACは使えませんが、それでも他社のイヤホンより高音質だと感じました。

音質は、低音域から高音域までバランス良く鳴るので、聞き疲れしませんし、イコライザーを使えば、自分好みの音質にカスタムすることもできます。

WF-1000XM5 イコライザー

ただし、ウォークマンNW-A306との組み合わせで、全ての機能をオンにして高音質にすると、電波干渉に弱くなり、音が途切れることが増えます。ですから、快適に使うためにオフにしないといけない設定などもありました。(音質設定でDIRECTをオンなど)このあたりはNW-A306のレビューで詳しく書こうと思ってます。

装着感は最高です

WF-1000XM5 イヤホン本体

自分は耳の形が少し変わっているのか、AirPods ProもBose QuietComfort Earbuds IIも、デフォルトのイヤーピースだとイヤホン本体が抜け落ちやすく、他社製のイヤーピースに変更しないとダメなんですが、WF-1000XM5のイヤーピースはジャストフィットでした。

本体も軽く小さいし、重さで落ちる心配もなく、2時間以上連続で使っても耳が痛くならないし、ウォーキングで使っても問題なく、とにかく最高の装着感でした。

ちなみに、ノイズキャンセリングをオンにして歩いても風切り音は気にならず、屋外での使用も完璧でした。

まとめ

WF-1000XM5 パッケージ

ソニーストアでの価格は41,800 円(税込)と、高額な完全ワイヤレスイヤホンですが、音質、装着感、自然なノイキャン機能など、トータルの満足度は高いので、自分は買ってよかったと思いました。まだ手に入れたばかりなので、これからアプリの様々な設定を試し、自分にとって最適な音質を追求していきたいと思います。それじゃ!また!

WF-1000XM5 レビュー

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