Nikon Z 30は、バリアングル液晶モニターや「RECランプ」を採用して、Vlogなどの動画撮影に適したカメラに仕上がっていますが、コンパクトなサイズ感をいかしてスナップ撮影にも使いたいと思う方も多いはず。
ということで、今回は、Z30に装着して便利に使える、おすすめのレンズを4本選んでみました。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
このレンズは、Vlog撮影には少しだけ画角が狭いかもしれませんが、レンズ収納時のコンパクトさはZ30と相性抜群です。Z30の軽量かつコンパクトなボディと組み合わせることで、日常のどこへでも気軽に持ち運べるセットアップが完成します。
手ぶれ補正機能（VR）も搭載しているので、手持ちでも安定した撮影ができますし、激安のレンズなのに写りは抜群です。Z30で写真撮影も楽しみたいなら持っていて損はしないレンズです。
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
このレンズは、特に自撮りを多用するVlog撮影にオススメです。NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは、広角側の焦点距離が12mmから始まるため、35mm判換算で18mm〜42mmの範囲をカバーします。これにより、自撮りでのどアップを避けつつ、背景を広く撮影することができるので、旅行Vlogなどにも最適です。
さらに、このレンズにはパワーズーム機能が搭載されているので、動画撮影中のズームもスムーズです。また、手ぶれ補正機能（VR）も搭載しているので、歩きながらの撮影でも適度に滑らかな映像が撮れます。
動画撮影をメインで考えているなら、最初に買うのがオススメです。ちなみにレンズキットも販売されていて、別々で買うより少しだけお買い得です。
NIKKOR Z DX 24mm F1.7
コンパクトな単焦点レンズですが、F1.7ととても明るいレンズに仕上がっています。しかも約135gと軽いので、Nikon Z30と組み合わせるとコンデジ感覚での撮影が可能です。
35mm判換算36mm相当の焦点距離になるので、スナップ撮影に最適ですし、何より最短撮影距離が0.18mと、かなり寄れるのでテーブルフォトやお花の撮影なども得意なレンズです。
このレンズを使えば、背景を思いっきりボカした映像表現も可能になりますし、明るいレンズになるので、暗い場所での撮影にも強く、DXフォーマットのカメラを持っているなら、2本目のレンズとしてオススメの一本です。
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRは、35mm判換算で27mm-210mm相当のレンズになります。広角から望遠まで、これ1本でまかなえてしまうので、旅行の荷物を軽くしたい方にオススメです。
また、このレンズはニコン純正のDXフォーマットレンズの中で1番「最大撮影倍率」が高く、被写体をグッと大きく写すことが可能です。マクロレンズほどではありませんが、小物撮影や花の撮影が好きな方なら楽しめるレンズだと思います。
手持ちの自撮りには使いにくい画角ですが、ズームを使って多彩な画角を楽しめるのは魅力です。これ1本で何でも撮れる「便利ズーム」で個人的にお気に入りの1本です。
まとめ
Nikon Z30との組み合わせで選ぶなら、今回紹介した4本のレンズはそれぞれ魅力があります。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRは、そのコンパクトさで日常のどこへでも持ち運びやすく、NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRはVlog撮影に最適な画角がポイントです。
一方で、24mm F1.7の明るい単焦点レンズは、ミラーレスカメラらしいボケ味が楽しめます。そして、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRは、旅行やさまざまな撮影シーンに対応する「便利ズーム」としてオススメです。
どのレンズもZ30と組み合わせることで便利に使えると思うので、レンズ選びの参考にしてください。それじゃ！また！
