X100Vにノスタルトーン・オレンジを装着して夕暮れを撮ったら、マジでノスタルジックだった。

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先日、アニメのワンシーンのようにノスタルジックな表現を可能にするフィルター「ノスタルトーン・ブルー」のレビューを書きましたが、あまりにも楽しかったので、同じシリーズの『ノスタルトーン・オレンジ』を購入しました。

ノスタルトーン・オレンジ レビュー

夕暮れの暖かい光を感じさせるノスタルジックな描写にします。光を拡散し、ほんのり柔らかく表現します。

パッケージには、こんな紹介文が書かれていました。さらに「ドラマティックなフレア・ゴースト効果が出やすいコーティングが施されているのも特徴」で、ブルー系のゴーストが出やすいフィルターです。

ノスタルトーン X100V

前回の「ノスタルトーン・ブルー」は、α7IV / SIGMA 28-70mm F2.8 DG DNの組み合わせで使いましたが、今回は「FUJIFILM X100V」に装着して試してみました。

フィルター径は49mmになるので、Amazonでの価格は4,032円(税込)、67mmより少しだけ安いのはありがたいです。

ノスタルトーン オレンジ レビュー

バックを白にしてフィルターを確認すると、うっすらオレンジ色なのが分かりますね。それでは少しだけ作例写真をアップします。

※フィルター装着にはAR-X100が必要です

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目次

ノスタルトーン・オレンジ:作例写真

ノスタルトーン・ブルー:作例写真

X100Vの設定は「クラシックネガ」というフィルムシミュレーションを使ったJPEGになります。絶妙なノイズ感とノスタルジックな色味がミックスされてオールドレンズで撮ったような味わいに。フレアも強烈ですね!

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

このフィルターは「暖色系のシーンでは色彩をさらに強調するのが特徴」なので、夕暮れ時に使うのがおすすめ。普通に撮っただけでも夕焼け感増し増しです。

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

上の写真は、ブルーのゴーストだけじゃなくオレンジ色っぽいゴーストも出ています。スマホのアプリなどを使えばこんな加工も簡単ですが、フィルターを付けただけでこんな写真が撮れるの面白いです。

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

もちろん、強い光が入らない状況で撮ればフレアも出ません。でも、うっすらオレンジ色に染まるので何を撮ってもノスタルジックな雰囲気になって楽しい。

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

この写真は、めちゃくちゃオレンジに染まった夕焼けを浴びた自転車に見えますが、実際はそこまで焼けてないです(笑)ノスタルトーン・オレンジの効果で、こんな雰囲気になっているだけです。

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

夕方、少しだけ太陽が落ちてきた時間帯に撮影するとフレアとオレンジフィルターの両方が楽しめますが、本当に日が沈んだ後だと普通の夕焼け写真っぽい仕上がりになります。

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

前回レビューした「ノスタルトーン・ブルー」は、何を撮ってもふんわりするので、それっぽい写真を撮るのが簡単でしたが、ノスタルトーン・オレンジは、使い方によっては変化が少ないので、少し難しく感じました。

特に、独特なフレアを狙おうとすると、どうしても逆光ばかり撮ることになるので、目も疲れますし、カメラにもよくない気がします。

【番外編】VLOGCAM ZV-1:ノスタルトーン・オレンジ

ノスタルトーン オレンジ 光のリング

最後に数枚だけ、VLOGCAM ZV-1にノスタルトーン・オレンジを装着して撮った写真をアップします。これは早朝6時くらいに撮影した写真になりますが、強烈な光のリングが出ました。

ちなみにZV-1にノスタルトーン・オレンジを装着する場合は、GIZMON UX-Tubeシリーズなど他社製のアイテムが必要になるので注意してください。また、ZV-1で撮った写真はカメラ側の設定で彩度を強くして、なおかつパソコンで色味を思いっきり加工しているので、ノスタルトーン・オレンジを使うだけじゃ、こんな雰囲気になりません。(※X100Vは撮って出しなので、設定次第で同じような写真が撮れると思います)

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

ノスタルトーン オレンジ 作例写真

ノスタルトーン・オレンジは、ちょっと使い方が難しいフィルターだと思いましたが、使っていて楽しいのは確かなので、気になった方はチェックしてくださいませ。それじゃ!また!

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