【レビュー】シューティンググリップ「GP-VPT2BT」の使い方。α7IVがグッと便利に!

当ページのリンクには広告が含まれています。

SONYのコンデジ「VLOGCAM ZV-1」と一緒に購入した、Bluetooth対応・三脚機能付シューティンググリップ「GP-VPT2BT」を、α7IVで使ってみました。ケーブルも必要ないし、片手でさまざまな操作ができるのでα7IVでVlog撮影するならオススメです。

目次

SONY シューティンググリップ「GP-VPT2BT」スペック・機能

SONY シューティンググリップ「GP-VPT2BT」スペック・機能

シューティンググリップ「GP-VPT2BT」は、ソニー製のカメラとBluetooth接続することで、グリップを持ったまま、親指1本で静止画・動画撮影やズームなどの基本的なカメラ操作が可能になります。また、カスタムボタンも付いているのでアイデア次第で、よりクリエイティブな撮影が楽しめます。

スペック・仕様
大きさ(グリップ状態):幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm
大きさ(三脚状態):幅146.5×高さ133.5×奥行163.0mm
重さ:ブラック 約215g、 ホワイト 約186g
最大負荷:1.5kg
付属品:キャリングポーチ、リチウムコイン電池(CR2032×1)

ホワイトモデルも発売されました

GP-VPT2BT発売当初はブラックモデルだけでしたが、2022年6月にホワイトモデルが発売されました。ZV-1やZV-E10などホワイトのVLOGCAMシリーズとの相性は抜群だと思います。

ちなみに上記のスペック表にも書きましたが、同じ商品なのにホワイトモデルの方が少しだけ軽いのは謎。素材の違いかな?

GP-VPT2BT:レビュー

GP-VPT2BT

実際にα7IVに装着するとこんな感じです。自宅で動画を撮る場合はグリップ部の脚を引き出して三脚として使うのがオススメ。もちろん普通のグリップとしても使えます

GP-VPT2BT レビュー

GP-VPT2BTはカメラとBluetoothで接続してリモコン操作が可能です。数年前のリモコンは端子カバーを開けてケーブルで接続する必要があったので、屋外での撮影は、埃や雨が心配でした。しかし、こちらは防塵・防滴にも配慮した設計になっているので安心です。ただし、完全な防塵防滴ではないので、無理は禁物ですが。

GP-VPT2BT レビュー

矢印がある場所に丸いボタンがあり、ここを押すとヘッドの角度を約10度ずつ調節できます。

GP-VPT2BT レビュー

グリップ上部にある、回転ボタンを押しながらヘッドを回せば、カメラを180度回転できるので、Vlog時に自撮りと風景撮影を簡単に切り替えできて便利です。ちなみにカメラの向きは90度ずつ動かすことができるので、真横の撮影などにも使えます。

GP-VPT2BT レビュー

電池は「CR2032」を使います。電池残量が少なくなると動作も不安定になるので、リモコンの動きが変だと思ったらまずは電池交換がおすすめ。

GP-VPT2BT レビュー

グリップ部分にあるLEDランプも地味に便利です。

GP-VPT2BT レビュー

例えば動画撮影中であれば、このランプが点灯するので撮影ミスが減ります。またα7IVは、動画撮影中、液晶モニターにも赤い枠が表示されるのでダブルで撮影状態が分かって便利です。

単焦点レンズとの組み合わせでさらに便利に

SEL20F18G 全画素超解像ズーム

GP-VPT2BTのズームボタンですが、パワーズームレンズ装着時であれば光学ズームとして使うことができます。これは当たり前ですが、単焦点レンズでも設定で「全画素超解像ズーム」をオンにしていれば、ズームボタンを使って2倍ズームが使えるようになります。

自分はFE 20mm F1.8 Gという単焦点レンズを愛用していますが、動画撮影時に少しズームしたい時があるんです。そんな時はGP-VPT2BTのズームボタンを使えば20mm〜40mmのズームレンズっぽい使い方ができるようになります。これが動画撮影中に使えるのがめちゃ便利です。

SEL20F18G APS-C スーパー35mm

ちなみにグリップのC1ボタンには「スーパー35mmモード」を設定しています。こちらは動画撮影前にしか使えませんが、ボタンを押すだけで20mmの焦点距離が1.5倍になるので、約30mmにズームできます。

リモコンとして使うのもオススメ

GP-VPT2BT リモコン

GP-VPT2BTは、Bluetooth接続なので、カメラ本体から離れた場所でも使えます。ですから、普通の三脚などにカメラを固定した状態でも、手元にGP-VPT2BTがあればリモコンとして使えます。

カメラに手が届かない位置からでも、録画のスタート・ストップが可能ですし、単焦点レンズでも超解像ズームを使えば、ズームが可能です。

GP-VPT2BT:ペアリング方法

GP-VPT2BT 接続

GP-VPT2BTは、接続台数が1台になるので、ZV-1とα7IVの両方で使おうと思うと、毎回ペアリングをし直す必要があり面倒です。すぐに使えるようにGP-VPT2BTをもう1台買おうかな(笑)

で、接続方法ですが、まずは本体の地球儀アイコン(ネットワーク設定)から「Bluetooth設定」を選択します。

GP-VPT2BT 接続

まずは、[Bluetooth機能]→[入]を選びます。

α7IV GP-VPT2BT 設定

次は、[転送/リモート]→[Bluetoothリモコン]→[入]を選びます。

α7IV GP-VPT2BT 設定

次に、[Bluetooth設定]→[ペアリング]を選択です。

α7IV シューティンググリップ 接続

GP-VPT2BT 接続 やり方

本体のPHOTOボタンとズームボタンのT側を同時に7秒以上深く押し込みます。

GP-VPT2BT ペアリング

カメラ側で接続確認メッセージが表示されるので「確認」を選択します。

GP-VPT2BT ペアリング

これでペアリングされたら準備OKです!これで、グリップを持ったまま、親指1本で静止画・動画撮影やズームなどの基本的なカメラ操作が可能になります。

まとめ

FALCAM F38 α7IV

ちなみに、本体への取り付けですが、毎回三脚穴を使ってクルクル回すのは手間なので、ワンタッチで装着できる「FALCAM F38」というアルカスイス互換プレートを使ってます。

これを使うと、着脱がめちゃくちゃ簡単になっておすすめです。以上、α7IVにSONYの便利な純正シューティンググリップ「GP-VPT2BT」を使ってみた感想レビューでした!それじゃ!また!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてみんなに伝えよう
目次