GoProは動画撮影のイメージが強いので…写真撮影機能はあまり注目されませんが「スーパーフォト（Super Photo）」という白飛びや黒つぶれなどを自動で補正してくれる便利な機能もありますし、RAW撮影も可能なので動画だけじゃなく写真撮影を楽しむのもおすすめのカメラなんです。
また前モデルのHERO7より様々な設定が分かりやすく使いやすくなったのもGoPro HERO8 Blackの魅力です。
という事で今回はGoPro HERO8 Blackの写真撮影に関するメニュー画面や設定方法などについて簡単に書いていこうと思います。
GoPro HERO8 Black：ショートカットボタンを使いこなそう
まずショートカットボタンが便利になりました。デフォルトの状態だと画角の変更やスーパーフォト・HDR撮影、ズーム機能、セルフタイマーが表示されています。また大きなボタンは写真撮影に関するプリセットです。
例えば…ショートカットボタンの「画角」をタップしてみましょう。
このように「広角（16〜34mm）」と表示されます。この部分がスライダーになっているので指でククッと動かすと…
リニア（19〜39mm）、狭角（27mm）に変更可能です。ここでのポイントは画角に「W」「L」「N」というアイコンが設定されている事です。
それではもう一度ショートカットボタンを確認してみましょう。
電源を入れて写真モードにした時点で「W＝ワイド」の画角で設定されていると分かります。ですから…ここに表示されている4個のアイコンと真ん中のプリセットボタンを見れば、どんな設定で撮影しているのか一目瞭然！このようにGoPro HERO8 Blackのメニュー画面は分かりやすく進化しています！
プリセット機能が便利！
トップ画面中央下部の「プリセットボタン」をタップすると…こんな画面が表示されます。デフォルトの状態だと写真、LiveBurst、連写、夜間、このようなプリセットが保存されています。
例えば「夜間」をタップすると…
夜間設定に合わせてプリセットが表示され、さらに自分で細かく設定を選ぶ事が出来ます。夜間シャッターを使えば30秒のバルブ撮影も可能になります。
また一度設定したプリセットは本体が記憶しているので、次回撮影時も同じ設定で撮影する事が可能です。プリセットの表示位置も自分の好きな場所に変更可能ですし、自分で好きなプリセットを作る事も可能です。
カメラに詳しい人であれば…毎回自分で細かく設定して撮影すると思いますが、GoPro8が初めてのコンデジという初心者でもプリセットを使えばある程度狙った写真が撮れるのは魅力的だと思いました。
GoPro HERO8 Black：作例写真
GoPro HERO8 Blackで写真撮影を楽しむなら…個人的におすすめなのは「スーパーフォト（Super Photo）」です。
スーパーフォトはHDR撮影をベースにして複数の写真を撮影〜瞬時に1枚の写真に仕上げてくれます。ですから…しっかりと立ち止まって撮影しないと写真の一部がブレたりしますが、それだけ気をつければ逆光でも日陰でもどんな状況でもGoProがいい感じの写真に仕上げてくれます。
GoPro任せでキレイな写真が完成するので…後はパソコンで少しだけ色味を変えてあげるとさらに雰囲気のある写真になります。今回はLightroomというソフトを使い少しだけ加工した写真をアップしていきます。
難しい事を考えずGoProの広々とした画角でスナップ撮影していくのは本当に楽しいです！スマホでの撮影と違ってシャッターボタンをしっかりと押しながらスナップするので「カメラで撮っているぞ！」という気分になるのが好きです。
また明暗差が激しい場所や逆光でもスーパーフォト機能を使えば全体的に見やすいキレイな写真に仕上がるのもポイントです。
先ほど書いたように色味は少しだけ加工していますが…逆光でもいい感じに写るんですよね。個人的にHERO7より仕上がりがいいと感じています。
GoProはアクションカメラになるので…アウトドアや激しい動きのあるシーンでの動画撮影で使われる事が多いカメラになります。
しかし…何気ない日常を切り取る手のひらサイズのカメラとして楽しむのもありだと思うんですよ。動画も難しい事を考えず出かけた場所で数分撮影、写真も思いついたままスナップ。
そういった使い方でも十分楽しめるカメラだと思うので…アクションカメラというジャンルにとらわれず撮影してみてはいかがでしょう？きっと楽しいと思いますよ。それじゃ！また！
