【DW-H5600】初代G-SHOCK顔のスマートウォッチを使ってみた感想(1週間使用レビュー)

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最近Apple Watchに飽きてきたので、カシオから新しく発売されたG-SHOCK「G-SQUAD DW-H5600」を購入して1週間ほど使ってみました。この腕時計、初代G-SHOCKみたいな顔をしていますが、スマホに届いた通知をG-SHOCK側で表示したり、心拍数を測ったり、睡眠ログを取ったりできる優れものなんです。

ちなみに価格は41,800円(税込)ですが、Amazonなどでは10%オフの37,620円になっていました。自分は近所の時計屋さんで買いましたが、こちらも10%オフで買えたので、少し安いお店を探してから買うのがオススメです。

目次

ファーストインプレッション

G-SHOCK スマートウォッチ

G-SHOCKみたいなスマートウォッチなので、通知はブルっと震えるだけかと思ったら、スマホに通知があると、少しだけ遅れてGショック側でもテキスト表示、通知音・振動でお知らせしてくれます。MIP液晶なので視認性が高く文字も読みやすいです。

テキストが表示されるとG-SHOCKなのに文字盤だけスマートウォッチで不思議な感じ。

G-SHOCK スマートウォッチ LINE

もちろんLINEの通知も届きます。

G-SHOCK スマートウォッチ LINE

電話の履歴も名前と一緒にこんな感じで表示されます。しかし、Apple Watchなどと違いタッチパネルではありません。各種操作は4つのボタンを使います。ですから、操作性がいいというわけではありません。

G-SHOCK スマートウォッチ レビュー

通知は日本語ですが、本体内の各種メニューなどは英語ですし、ワークアウトの計測などで使うとボタンを押す回数も多く、ストレスなく使えるかと聞かれると…「ストレスはあります!」と答えたくなる使用感です。

しかし、このデザインで心拍数が測れたり、各種通知が届くのは便利だと思いませんか?

G-SHOCK スマートウォッチ レビュー

本体には、こんな感じの大きなセンサーが搭載されています。心拍計測用の光学式センサー、歩数計測が可能な加速度センサーも内蔵していますし、血中酸素レベルも測れます。皆さんが思っているより高機能なのでは?ちなみに本体にGPS機能は内蔵されていないので、マップ作成にはスマホ側のGPSを使います。

G-SHOCK スマートウォッチ レビュー

ですから、長距離のランニングなどに使うには少し不便な部分もあります。とはいえ、毎日の歩数と心拍数を知りたいくらいのラフな使い方だったら全然OKです。

がっつり運動に使いたい方はこの機種を選ばないと思いますが、ワークアウト系の機能だと「ランニング」「ウォーキング」「ジムワークアウト」「インターバルトレーニング」の4種類しかないので、注意してください。

G-SHOCK スマートウォッチ レビュー

筋トレなどで使うと、ワークアウトの時間、カロリー、最大心拍数、平均心拍数、最小心拍数、そして心拍の移り変わりなどが分かり便利だと思いました。

ただし、個人的に残念だったのはAppleのヘルスケアと連動しないことです。運動の記録も睡眠の時間もカシオのアプリにだけ保存されて、ヘルスケアにはデータが転送されません。まさか、こんな仕様だと思ってなかったので、ちょっとショックでした。

睡眠ログ機能は不満あり

G-SHOCK スマートウォッチ 睡眠

睡眠ログ機能ですが、こちらは正直イマイチでした。DW-H5600はポラール社の分析システムを採用していて、睡眠の質や回復度をグラフで表示してくれます。上の画像はNIGHTLY RECHRGEというグラフですが、このグラフが表示されるまで数日かかります。

G-SHOCK スマートウォッチ 睡眠

また、こういった眠りの深さを知ることができるグラフも記録されますが、7日間使って2日間しか測れてなかったです。先ほどのNIGHTLY RECHRGEというグラフは7日使って表示されたのは1日だけ。

G-SHOCK 睡眠ステータス

睡眠時間が測れているだけで、細かい数値は記録されなかったり、そもそも睡眠のデータが表示されなかったりするので、24時間付けっぱなしのアクティビティトラッカーとして使いたい方には、おすすめしません。

自分はお風呂以外の24時間付けっぱなしで、睡眠ログも測る前提で買ったので、ここが残念なポイントでした。これ、アップデートで改善されるんだろうか?

※追記:先日「バージョン 3.8.0」にアップデートしてから、連続で三日間、睡眠ログもNIGHTLY RECHRGEも測れています。もしかしたら「軽微な不具合の修正」というので改善されたのかな?でも、まだ不安なのでしばらく使ってまた追記します。

バッテリー持ちは抜群

G-SHOCK スマートウォッチ バッテリー

Apple Watchを使っていた不満だったのは、毎日充電が必要なことでした。DW-H5600は使い方によってバッテリーの減り具合は変わりますが、自分の場合7日間でローバッテリーの表示になりました。

これだけ持つなら大満足です。さらに、一般的なスマートウォッチは電池が切れたら電源が落ちるので時計すら確認できませんが、DW-H5600はソーラーアシスト充電を搭載しているので、充電量が少なくなっても時刻表示はソーラー充電のみで駆動するんです。

まとめ

DW-H5600 レビュー

衝撃に強くて、20気圧防水で、G-SHOCKらしさはキープしつつ、心拍センサーや歩数計測が可能な加速度センサーも搭載。スマホの通知も届いて、マインドフルネス的な呼吸エクササイズもできる。

公式サイトに書かれた機能とデザインに惹かれて購入した「DW-H5600」ですが、5つ星判定だと…星3つって感じでした。

自分はiPhone 14 Proを使っていて、問題なくスマホアプリと接続できていますが、Androidスマホを使っている方のレビューを読むと、スマホとの接続が頻繁に途切れる、最初のファームウェアアップデートができなかった。などなど…普通に使えてない方も何人かいました。

ですから、運動や睡眠を記録して、スマホの通知を確認したいだけだったら安いスマートバンドを使った方が100倍幸せになれます。

と、めちゃくちゃ酷評してますが、睡眠ログだけ諦めたら自分の使い方にフィットしていますし、何よりデザインが気に入ったので、このままメインで使ってみます。それじゃ!また!

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