K-70の「リアル・レゾリューション・システム」を使ってみた。同じカメラで撮影したとは思えないほど解像感が違う!

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リアル・レゾリューション・システム

先日PENTAX K-70で「明瞭コントロール」を使ってみた!空や水しぶきの透明感を表現したい時に使える機能!という記事を書きましたが、もう1つPENTAX K-70に搭載されている機能で気になっているものがありました。それが「リアル・レゾリューション・システム(RRS)」です!まず最初にこのRRSがどんな機能なのか公式サイトから動画と文章を引用すると…

手ぶれ補正機構SRを応用し、イメージセンサーを1画素ピッチずつ動かしながら4枚を連続撮影。1画素ごとにRGB各色の情報を得ることで、1枚の超高精細画像を生成する技術です。通常撮影では表現できない解像力と色再現性が得られ、拡大表示や大判プリントでなくても、ひと目で分かるほど画質に違いがあらわれます。

よく意味が分からないけど、、、とにかく4枚の連続撮影によって超高精細画像を生成してくれるって事なんだろうなと理解。しかし最初はまったく効果が分かりませんでした。RRSを使うと普通よりブレているように見えてしまうし、これはダメだと思ったんですが…説明を読みしっかりとカメラをセッティングしたら驚くほど高精細な写真が撮影出来ました!

目次

PENTAX K-70:リアル・レゾリューション・システム

まずリアル・レゾリューション・システムを使うときにはいくつか注意点があります。三脚でしっかりとカメラを固定すること、セルフタイマーを使う事、ライブビューで撮影、などなどブレないようにしっかりとセッティングが必要です。また屋外で撮影する場合は風で揺れない被写体を狙う事もポイントになります。

通常撮影

リアル・レゾリューション・システム(無し)

リアル・レゾリューション・システム

リアル・レゾリューション・システム

どちらもJPEGで撮影、レンズは10-17mm F3.5-4.5EDで、F8、シャッタースピードは1/640、ISO感度は800です。この日は風が強く日も陰りだした時間帯だったので感度もシャッタースピードも少し上げて撮ってみたんですが…家に帰って画像を拡大してチェックすると凄い違いが!

リアル・レゾリューション・システム

画像の一部を拡大すると、通常撮影の時はぼんやりと滲んだ印象の被写体が…RRSオンだとクッキリと細かいディテールまで表現されています!正直ここまでの違いがあると思わなかったので驚きました。もう一枚写真を貼ってみます。

通常撮影

リアル・レゾリューション・システム(無し)

リアル・レゾリューション・システム

リアル・レゾリューション・システム

通常撮影(拡大)

PENTAX K-70 リアル・レゾリューション・システム

リアル・レゾリューション・システム(拡大)

PENTAX K-70 リアル・レゾリューション

自分は今まで三脚を使ってじっくりと何かを撮影する事がなかったんですがSLIK GX6400を使いだしたら三脚の楽しさが分かってきました(今さらですが 笑)

それとRRSで撮影時は三脚を使った場合でも風が強くカメラ本体が揺れるような状況だとシャッタースピードを上げないとブレてしまいます。屋外でRRSを使う場合は出来るだけ風がない時に撮影するのが良さそうだと思いました。

ペンタックスの一眼レフに関しては今まで使っていたのがK-xで7年前に発売された機種になります。やっぱり最新の機種は進化しているんだなぁ!と実感しました。それと新機能は使わないと思っても…一度試してみるのがオススメです。新機能を知ることで今まで撮らなかった被写体を撮るようになる可能性もありますし、何より楽しいと思います。

リアル・レゾリューション・システムが搭載された機種を使っている方で一度も使ったことがない!そんな方がいたら是非お試しを!それじゃ!また!

リアル・レゾリューション・システム

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