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昭和20年代後半〜30年代前半のフィルム現像事情について

投稿日:2015年2月3日 更新日:

数日前に【情報求む】フィルムと現像料金がセットになっていた時代の情報という記事を書きましたが、その後多くの方が情報を提供してくれました。FacebookやTwitter、そしてメールから連絡を頂いたみなさん!ありがとうございます!

今回はみなさんの情報をベースに「昭和20年代後半〜30年代前半のフィルム現像事情」について書いていきたいと思います。本当にネットに情報が少なかったので、、、予想で書いている部分もあります。間違ってるよ!という事がありましたらコメント欄などで指摘してくださいね。

昭和20年代後半〜30年代前半のフィルム現像事情について

まず「当時カラー写真といえばポジフィルムだった」との情報をTwitterで頂きました。「フィルムと現像料金がセット」というのは、最初はプリント無しでポジフィルムだった可能性が高い気がします。そして今回読者さんから頂いた昭和32年発行の「フォトアート臨時増刊 夏の撮影全書」の画像をチェックする事で、カラー写真がどのように日本に普及していったのかが分かってきました。

カラーマニアの激増

フォトアート

最近カラーのファンが激増していますが、その人達の意見をきくと、多くは次のいくつかにあてはまるものです。

スライド映写によって、非常に大きなサイズのしかも美しい色彩の写真を、簡単に楽しむ事が出来ます。

モノクロームの写真よりも、すべてが合理的にメーカーにまかせて仕上げられてくるので、後からアルバムに整理する手数がないし保存が簡単なので、多忙な現代人向きです。

黒白写真だと、色彩を黒白におきかえて表現された効果を予想して撮影するので、初心者には感じたままの写真とは違ったものが出来やすいが、カラーでは大体見たとおりの効果で撮影出来ます。

黒白写真にあきた人や、自分で引伸ばしなどをする暇のない人が、カラー撮影やスライドに変化を求めてゆくのもかなりあります。

家庭でのスライド映写は、非常に家族的で楽しく、子供のいる家庭では、特に一家揃って楽しい時間としています。

このように、いくつかのカラーの魅力はスライド映写に結びついて、効果をあげていることがわかります。カラーは特に原画のフィルムそのままで、透視して鑑賞していても、美しいものですが、あまり面白いものではありません。どうしても、簡単に素晴らしい大判として鑑賞出来るスライド映写と相互関係ではじめて成り立つものです。

これを読むと、昭和20年代後半〜30年代前半にかけて、カラー写真が一般ユーザーに浸透してきたが、当時はプリントではなくスライドを楽しむ方も多かったという事でしょうか。しかし「フィルムと現像料金がセットになっていた時代」がいつなのか?これがまだ分かりません。

カラーフィルムの種類と性能

当時を知っている方からは、当時の価格で1500円〜1800円くらいの記憶があると教えてもらいました。また「袋でアメリカの現状所へ送っていた」と書かれていて「その後、東京も東洋現像所が出来た事でコダクロームの現像が国内でも可能になった」とありましたので、フィルムと現像料金がセットになっていた時代はイーストマンがこのようなサービスを提供していたんだと思いました。

カラーフィルムの種類と性能

この画像も「フォトアート臨時増刊 夏の撮影全書」の1ページです。昭和32年、イーストマンのコダクロームは「ハワイ・ニューヨークの本社現像」と書かれていました!

製造会社 フィルム 感光度(ASA) 現像方式
富士フイルム フジカラー 10 本社現像
小西六 さくら天然色 10 本社現像
イーストマン エクタクロームE1 10 自家現像か現像専門店
イーストマン コダクローム 10 ハワイ・ニューヨークの本社現像
アンスコ アンスコカラー 10 自家現像か現像専門店
ゲバルト ゲバカラー 25 現像専門店
アグフア アグフアカラー 32 日本出張社の本社現像
オリエンタル オリエンタルカラー 12 本社現像

この情報を総合すると、昭和30年代前半は「フィルムと現像料金がセットになっていた時代」だという事で間違いないのではないでしょうか!?昭和40年代前半の情報で「フジフィルムはすでに違った」とも教えてもらいました。しかし調べるとギリギリ30年代後半までフジのフィルムも「現像料込み」で販売されていたみたいです(参考リンク

コダクローム 1954

これは1954年(昭和29年)のコダクロームのパッケージと郵送用の袋です。詳しくは分かりませんが、、、布っぽい雰囲気にも見えます。また8ミリフィルムは当時布製の袋だったそうなのですが、、、結局これは紙の袋で送っていたのか、布の袋もあったのか、、、よく分かりませんでした。

昭和20年代後半〜30年代前半のフィルム現像事情:まとめ

フィルムカメラの歴史的な情報はネットに溢れています。モノクロ写真の情報も大量にあります。が、カラー写真が普及し始めた時代の情報が本当に少ない印象でした。

今回多くの方々から情報を頂いてこんな記事を書けて本当にラッキーでした。難しい記事で、、、自信がない部分もありますが、、、とりあえず自分なりに納得しています。はい!今回はこれにて!それじゃ!また!

おまけ:昭和30年代のフィルムメーカー広告

画像提供:ぴよどらカメラ堂さん

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富士のフイルム

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